2021/07/06 16:33
こんにちは。retricot-リトリコ-です。
6月25日(金)に大垣桜高校にて、特別授業を行いました。
【retricot×大垣桜高校】特別授業は今回で2回目となります。
前回の授業ではretricotが生まれたきっかけやコンセプトについての紹介と、retricot×大垣桜高校コラボレーションについての2つのテーマで、授業を進めました。
第1回授業の様子は以下の記事で紹介しています。
前回の授業のあと、retricotのコンセプトを組み込んでおうち着のデザインを生徒達にしてもらいました。
今回の第2回特別授業では、そのデザインの中から最優秀賞の選出を行い、残りの時間でretricotができるまでについてとブランドを立ち上げた後についての紹介をしました。
第2回授業の流れ

・最優秀賞選出
・「retricotができるまで」と「ブランドを立ち上げたその後」の話
・おまけ(お金のこと)
最優秀賞選出
大垣桜高校服飾デザイン科の生徒、2・3年生を対象に授業を行い、デザイン案のお願いをしました。
どの生徒も着やすさや動きやすさ、おうち着だけどオシャレなデザインということを重点的に考えてくれました。
まだ高校生のみなさんに、ターゲット層が20~40代のおうち着のデザインを考えるのは難しかったのではないかと思います。
ですが、‟家事をするときに邪魔にならない” ‟子どもの送り迎えなどちょっとした外出もできる”といった具体的な日常のシーンを考え、デザインを描いてくれました。
素敵なデザインが多くて、最優秀賞の選出にとても悩みましたが2年生、3年生から各1名を決定しました。
最優秀賞の決め手になったポイントは、「ジェンダーレスであること」「おうち着として着やすそうなワンマイルウェアであること」でした。
高校生のみなさんとの交流を経て、改めてretricotらしい日常着を作りたいという想いが再確認でき、今後のretricotの企画の中で生徒達のデザインを形にできたら良いなと思いました。
retricotが出来るまで・ブランド立ち上げのその後

最優秀賞選出の後は、retricotが出来るまでの過程とその後のお話です。
ブランドの立ち上げには、コンセプトやデザイン、ブランド名、ロゴデザイン、展開サイズなど、他にも考えなければならないことが沢山あります。
また、立ち上げたその後の展開も重要になります。
もともと染色工場で生地の加工をしていた私たちは、ブランド作りに関しては素人で、ブランドやアパレルの知識が一切ない状態でした。
ですので、初めてのことが多く苦労したことが沢山あります。
ブランドが出来るまでのステップと一緒にその時の苦労や必要だったことを話しました。
生徒の感想

「ブランドが成立するまでに長い道のりなのだと実感した」
「‟服を作り、売る”ということは大変で、多くの人が関わって1着1着が作られているのだと思った」
「ブランド立ち上げから服を作るまで、全てリトリコさん自分たちの手でしているのがすごいと思った」
このような感想をいただき、アパレルブランドを立ち上げるには様々な過程があるということ、服をデザインするだけでないということが伝わって良かったと思います。
まとめ

【retricot×大垣桜高校】今年度の特別授業はこれで終了となります。
私たちが向き合っているアパレル業界と環境問題について、授業を通して生徒達に知ってもらうことで、今後の授業や普段の生活に活かしてもらえたら嬉しいです。
授業の最後に、おまけでお金のことも少し話しました。
「洋服の販売価格はどのように決められているのか?」という内容でその内訳を説明しました。
一般アパレルと小売アパレル、それぞれどんなところに違いがあるのか、会社ならではのビジネスな内容は生徒達にとって新鮮だったようです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。